研究室について

教授紹介

氏名 久保田 光一 (くぼた こういち)
学位(取得大学) 工学博士(東京大学)
専門分野 数値計算、自動微分
学部担当科目 プログラミング演習1,数値計算法(代数系), 数値計算法(解析系),大規模・高速計算法,科学技術英語,卒業研究
大学院担当科目 数値情報処理論,情報工学論文研修第一,情報工学論文研修第二, 情報工学特殊研究I,情報工学特殊研究II,数値情報処理研究
著書・論文(一部) 『アルゴリズムの自動微分と応用』(コロナ社)(共著),1998年.
『新数値計算』(共立出版)(共著),1999年.
"Automatic Differentiation: Introduction, history and rounding error estimation" in Encyclopedia of Optimization, Vol.I, Kluwer Academic Publishers, pp.97-102, 2001.
"A Fortran77 preprocessor for reverse mode automatic differentiation with recursive checkpointing" in Optimization Methods and Software, Vol.10, No.2, pp.319-335, 1998.
「G-XML:空間データ交換のための記述規格」『情報処理』,第42巻,第4号, pp.366-369, 2000年.
"GIS Infrastructure in Japan - Developments and Algorithmic Researches" in Nontraditional Database Systems, The Information Processing Society of Japan, Taylor & Francis, pp.130-145, 2002.
「空間情報交換のための標準G-XML」『電子情報通信学会誌』,第87巻,第2号, pp.94-100,2004年.
学会活動 情報処理学会,日本応用数理学会,日本オペレーションズ・リサーチ学会
詳細情報 研究者情報データベース
メイルアドレス kubota@@ise.chuo-u.ac.jp (お手数ですが,@を1つにしてお送り下さい)
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主な研究活動

 本研究室では主に, 数値計算に関する研究と地理情報システム(GIS)に関する研究を行っています. また,最近では学生の希望に応じて, 基本ソフトウェア,画像処理,信号処理,データマイニング, 教育支援システム,分散処理システムなどの 非常に幅広い分野の研究が行われています. なお,数人で組んで合同研究をおこなうといったことはなく, 今のところ,各自で研究をしている状態です.
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数値計算に関する研究

 自動微分,精度保証付き数値計算を始めとする 大規模な数値処理に関する研究を行っています.
 高速自動微分用のプリコンパイラの作成や, 高速自動微分を行う上でのメモリ領域削減についての研究, 高速自動微分を用いた精度保証付き数値計算システムの作成など が行われています. また,区間演算を用いた偏微分方程式の精度保証付き数値解法についての研究, その他にも自動微分を用いた感度解析や 多変数テイラー展開のためのライブラリ作成などか行われています.
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GISに関する研究

 略地図表現についての研究や, 数値地図からの地図描画ツールの作成や G-XMLに準拠した地図描画ツールの作成,改良などを行っています.
略地図をどのように表現し,描画するかという研究や, また,JAVAをもちいて略地図表現のための記述言語の設計から, 大規模なデータ作成,そして記述言語の評価などを行っています. G-XML用のツール作成や, 既存のシステムをより扱いやすいものに対応させるということも行っています.
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そのほかの研究

 信号処理関連では, カオスによる旋律の自動生成,複数の音源の位置判定, 雑音の影響を考慮した適応アルゴリズムの研究など. 画像処理関連では, 動画像の人物領域の抽出,ウェーブレット変換による文字領域判定など. 基本ソフトウェア,教育支援システム関連では, クロスコンパイル環境の実装,教育用ウインドウツールの開発, プログラミング教育システムの開発などの研究がありました. 変わったところでは,変化球の解析という研究を行った人もいましたし, 最新のGPUを利用してGPGPUの研究を行っている人もいます. その他にも様々な研究がなされており,研究分野は実に広範囲に渡っています.
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配属希望の方へ

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研究室の一年

研究室の年間スケジュール
4月 卒論のための研究テーマを決めます.
自分で強く希望する研究がある人は, 本研究室の過去の研究例にないテーマでも, まず希望通りの研究がおこなえるでしょう. またそうでない人も何回か先生と相談することで, 少しでも自分自身興味が持てるような研究テーマを見つけることができるでしょう. また,ゼミではプログラミングコンテストに向けての準備を行います.
5月
6月
7月 7月下旬か8月初めに第1回中間発表があります.
研究目的やこれまでに学んだ基礎的な勉強を, プレゼンテーションソフトを利用して研究室内で発表します.
8月
9月 中旬に夏休み明けの第2回中間発表があります.
夏休み期間中の進行状況の報告をします. プログラム作成を始めます.
10月 下旬にプレゼンテーションソフトを用いた中間発表があります.
自分の研究内容を分かりやすく簡潔にまとめて伝える練習です. このころから時間を計って発表するなど,いよいよ緊張感が出てきます. また,卒論の方向性を確立します.
11月 必死に文献を読んだり,プログラムを書いて計算機実験をします. だんだん研究室内に活気が出てきます.
12月 上旬に卒論の目次を提出します(研究室内のみ).
卒論で何を書くか,明確にするために目次を作成します. 先に目次を作っておくと本文がとても書き易くなります. プログラムを完成した人もしてない人も本文を書き始めます. 外は寒いのに研究室内はますますヒートアップしてきます.
1月 中旬に卒論を提出します(研究室内のみ).
研究室内での卒論締切です.先生や先輩に読んでもらって,手直しをします.
下旬に卒論を提出します(情報工学科に提出)
締切1週間前は研究室内が鉄火場状態になります. ようやく提出してほっとします.肩の荷が6割方降ります.
2月 上旬に卒論発表+卒論審査がおこなわれます.
プレゼンテーションソフトを使って, 自分が何を研究したのかを発表します. その後,審査結果を待ちます. その日のうちに見事合格か,再審査か審判が下されます.
下旬に研究室内の最終発表+卒論審査がおこなわれます.
ここで油断してはいけません. この研究室内の発表を無事にクリアして,ようやく晴れて卒業が確定します.
3月 卒業式
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FAQ

バイトはしても大丈夫?

 ゼミの時間以外は全く拘束されませんので, 研究に支障のない範囲で自由に行ってくださって結構です.

ゼミは週何回あるの?

 基本的に週1回1時限行います. 曜日や時間はみなさんの授業時間割りに合わせて決めます. ちなみに夏期休暇中は基本的に中間発表を除きゼミはありません.

ゼミでは何をするの?

 基本的には1回数人のペースで学生の持ち回りで行います. 初めのうちはプログラミングコンテストに向けての題材を扱います. 6月頃からは卒業研究に関する発表を行います.

合宿はあるの?

 合宿は,強い要望があれば別ですが, 基本的には行いません.

プログラミングコンテストとは?

 ACM (Association of Computing Machinery) が主催する, 国際大学対抗プログラミングコンテスト (ICPC : International Collegiate Programming Contest) のことです. コンテスト内容は,制限時間内に出題された問題を解くプログラムを 何問書けるかを競うもの. このプログラミングコンテストは, 「参加することに意義がある」というスタンスで, 毎年学部生には必ず参加してもらっています.
  久保田研からは過去に数チームがアジア予選に進出しています.

プログラミングができないとだめ?

 確かにプログラミングは卒業研究を進める上で, 実装をする際に避けては通れません. その意味ではできるに越したことはありませんが, 決して得意である必要もありません. 苦手だなと思う人も, プログラミングコンテストという機会を利用して, あらためて勉強したり,得意な仲間に教えてもらってはいかがでしょう.

PC環境は?

 PCは非常に充実しています. 学部生の使用するPCは基本的にはWindows + VMwareになります. 必要に応じてLinux環境や高性能GPU搭載機なども利用することができます.
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(C) Copyright 2005-2012 中央大学理工学部情報工学科/中央大学大学院理工学研究科情報工学専攻 数値情報処理研究室